数年前のタイポ・ドローイング

タイポグラフィのラフスケッチは膨大にあり、
整理しきれていないのですが、
時折、数年前のドローイングを確認します。
その時イマイチな感触でも、あらためて見ると「けっこういいじゃないか」
ということも多いです。

下は、数年前スケッチブックに書かれたドローイングで、線や点が足りない部分もありますが、最近読み始めたカンディンスキーの抽象絵画論と共通する部分を感じました。


typography by jiro bando

「さあ、修行僧たちよ。お前たちに告げよう、「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠けることなく修行を完成させなさい。」と」
「ブッダ最後の旅」(岩波文庫)から引用

※大パリニッパーナ経、大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)、と呼ばれる初期仏典の現代語訳です。
有名な「自灯明・法灯明」も含まれますが、現代語では「この世で自らを島とし、自らをたよりとして、他人をたよりとせず、法を島とし、法をよりどころとして、他の物をよりどころとせずにあれ。」と表現されています。

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タイポ作品発表の発端になった「ことば」シリーズは、こうやって好きなことばを繰り返しドローイングして、マジックや絵の具で仕上げていたわけですが、専用のファイルに描きたいことばをメモしてあります。最初は普通のノートに書いてましたが無くさないようにちょっと高めの布張りのものを買いました。
このことばは完成形にはなっていませんが、死期を悟ったブッダが弟子たちに向けて語りかける一説からの引用で、印象深いです。



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<月餅商店>
<ポートフォリオ>
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