バンドウジロウ(タイポグラフィ作家/グラフィックデザイナー/音楽家)のブログ。
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釈迦如来の真言/解説
先月の個展で中心的だった真言の作品に関して、
意味を聞かれることが多かったので、あらためて解説します。

「釈迦如来の真言」
真言宗では大日如来が根本仏とされていますが、専門家に聞いた所もちろん釈迦如来も重要ですからこの真言もよく唱えます、とのことでした。
ちなみに「のうまく・さまんだ・ぼだなん」までは真言の定型文で、最後の種子(しゅじ)のみ差し替えたものが多数あります。


typography by jiro bando

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のうまく・さまんだ・ぼだなん・ばく
[訳]あまねき諸仏に帰依したてまつる。バフ。

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のうまく(ナウマク、ノーモー、とも発音)
南無、帰命、敬礼

さまんだ(サンマンダ、とも発音)
普遍、三世十方

ぼだなん
諸仏、十方三世無量無数の諸仏

バク(バフ、ハクとも発音)
種子のバクは世尊(バガヴァッド)または有(パヴァ/欲界色界無色界の三有)の頭文字をとった。
※種子(しゅじ)とは、仏尊を象徴する一音節の呪文(真言)のこと。

<参考>「真言陀羅尼」坂内龍雄著(平川出版社)

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自分が真言をよくモチーフにする理由は、
・仏教の哲学性とは対照的な神秘性を感じる。
・なんらかの浄化作用があるであろう。
・漢字が入らないため、アルファベットのように文字を図形的に扱えて、
ロゴやシンボルのような象徴的な表現がしやすい。
などです。日本語での表記は、ひらがな・カタカナ両方使われますが
今のところ、より自由度の高いひらがなを多く採用しています。
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