バンドウジロウ(タイポグラフィ作家/グラフィックデザイナー/音楽家)のブログ。
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美術史の授業用資料作り
2012年も大晦日になりました。
自分にとって今年は「怒涛」と言える一年で、社会情勢は混迷を深めるばかりですが、
一つ一つの仕事に全力で取り組んだ実感は持っています。


↑キリストの死(1306年)ジョット・ディ・ボンドーネ


さて年末、仕事が一段落してからは、中学生〜高校生ぐらいターゲットの、
わかりやすい西洋美術史の授業用資料作りをしています。

とりあえずは、イタリアの後期ゴシックからルネサンス+北方ルネサンス、
ぐらいのパワーポイントファイルを作ることが目標。
E.H.ゴンブリッジの「美術の物語」をベースにしながら、
様々な本とネット上の情報を組み合わせていますが、
里中満智子の「ラファエロ ーその愛」なども参考になります(笑)。

詳細な内容は少しずつ膨らませるとして、
この時代でまず伝えるべきは、ロマネスク〜ゴシック〜ルネサンスなど、
建築の様式の変化が中心にあって、彫刻・絵画はあくまで
その外壁や内壁を飾るものとして変化・発展したということ。

加えて、この時代の芸術作品のテーマはほぼ宗教か神話。
芸術家は、皇帝や教皇、貴族などから発注を受けて制作していたわけで、
若干の例外はあるにしろ「自由な表現」の登場はもう少し後の時代、ということ。

また、ルネサンスのように一気に芸術の華が開いた時代は
背景として経済的豊かさがあるわけですが「なぜ豊かだったか?」
ということも少し掘り下げてみたい。

もう少し後の時代だと、コペルニクスの地動説(16世紀中頃)のような
大きな世界観の変化も、宗教より科学が力を持ってくる契機として、
織り込んでみたい・・。

などなどいくら時間があっても足りないですが
自分自身の勉強も兼ねて取り組んでおります。

・・・・・

最近は更新も時々でしたが、
今年一年ブログを読んでくれてありがとうございます!

来年が皆様にとって良い年であるようお祈りいたします。

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