バンドウジロウ(タイポグラフィ作家/グラフィックデザイナー/音楽家)のブログ。
作品公開・活動情報・その他

◎オフィシャルサイト http://geppei.com/05_bando/jb_index.html
<< July 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
新年のごあいさつ
皆様、新年明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。

相変わらず世界的に不穏な社会情勢で新聞を開くたびに気が滅入ることも多いですが、観る人に力を与えられるような作品を作れればと思っています。今年中旬には久しぶりの個展も予定していますので精進します。

年賀状ですが、2012年(辰年)から始めた仏教(仏典)と干支の接点を探るシリーズも6回目になりました。今年は酉年にちなんで迦楼羅天の真言をデザインしました(珍しくイラスト入り)。


typography by jiro bando

解説文は読みづらいと思いますが下記の通りです。

興福寺の迦楼羅天(かるらてん)が阿修羅とともに「八部衆」として東京にやってきたのはまだ記憶に新しい所です。インド神話上の巨鳥でビシュヌ神が乗る鳥、すなわち金翅鳥(こんじちょう)とのことですが、仏像では鶏の顔で親しみやすい。害を与える一切の悪を食いつくし人々に利益をもたらすため、雨を降らしたり、大雨を止めたり、家内安全等の修法の際にこの神をまつるそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<月餅商店>
<タイポグラフィ作品の記事一覧>
<新作アートブック取扱店情報>

釈迦如来の真言
やっと涼しくなってきて、芸術の秋到来ですね。
各種展示やアートブックフェアなど観に行って刺激を受けています。

前にも書いたように今年後半はあらためて仏教系のモチーフも取り組んでいますが
特に真言(マントラ)は様々なアプローチを模索しています。

下は「釈迦如来の真言」のアイデアですが、特に釈迦如来と不動明王の真言はかなりの数作っています。


typography by jiro bando


<タイポグラフィ作品の記事一覧>
<新作アートブック取扱店情報>

JUGEMテーマ:アート・デザイン

制作状況
前回の投稿ではグラフィティ的な立体感を持たせたマントラをお見せしましたが、ストリート的な感覚を自分のスタイルに取り込むためのトレーニングという感じです。黒板は便利ですね。

さて以前にも描きかけをお見せした「いろはにほへと」の別バージョンが出来ました。輪郭のみですが線に変化をつけています。デジタルとアナログのミックスといった趣でしょうか・・。


<タイポグラフィ作品の記事一覧>
<新作アートブック取扱店情報>

JUGEMテーマ:アート・デザイン

「立憲主義ロゴ」バリエーション
昨年の個展と先月発行したアートブックでは、「立憲主義」ということばをロゴ化していろんな形で見せる、ということが重要な部分だったわけですが、公開していない案もあるのであらためて並べてみたいと思います。そもそも宗教的なテーマを現代的デザインで焼き直すことが多かったですが、このシリーズは、近代憲法の背後にある「立憲主義」という堅いことばを鋭角的なヴィジュアル(タイポ)にした上で「お題目」のように、もしくは「ブランド」のように繰り返し扱ってみよう、という意図があります。


710mm×440mmのラワンパネル使用の看板型。文字だけ塗り残して回りをちまちま白ペンキで塗りました。なので文字部分はラワンの地肌なんですが、遠目に見るとゴールドっぽかったのは意外でした。


Tシャツは、白&ピンク文字、グレー&黄色文字、グリーン&白文字、と作って、リクエストにこたえて後で黒白バージョンを追加しました。着て歩くにはちょっと覚悟がいりますが、個展では多くの方にご購入いただき感謝です!


ライトボックス型。暗い世の中に光を!


霧吹きで水ステンシル!天気が良いと数十秒で消えてしまうんです・・・はかないです。


ステンシルシートと、アトリエの二種類のライトによる偶然の産物なんですが美しかったのでアートブックのオープニングで使用。


ステンシルシートをずらしてスプレーしてみたり・・。

さらに使用後のステンシルシートを版木のように扱って・・。


最近出来た展開案。けっこう気に入ってます。


英語バージョンも初めてトライ!憲法を表すconstitutionは、構造・構成、という意味もあるのでその辺り意識しつつ・・。

↑All typography by jiro bando


<タイポグラフィ作品の記事一覧>
2016年の年賀状
皆さま、新年明けましておめでとうございます!


typography by jiro bando

年賀状は、仏典などと干支を結びつけてモチーフを探していますが
今年は、サルが仏陀に蜜を献上したというエピソードから発想しました。
獼猴(びこう/みこう)とは猿のことです。

今年もタイポグラフィの世界をさらに深めるべく精進したいと思いますので
どうかよろしくお願いいたします!

<タイポグラフィ作品の記事一覧>
LIVE TYPO oct.25, 2015 &個展終了
個展会期中最後のライブタイポです。
日本国憲法第十九条。思想と良心の自由に関する条文です。10/24(土)に描き始めたものの気に入らず、翌日書き直しました。だんだん不自由な世の中になってくることに対する自分なりの抵抗、ですね。

typography by jiro bando

個展は日曜に無事終了いたしました。
今回かなりの時間在廊しましたが、多くの方に説明したりお話しを伺いながら、自分の頭の中もずいぶん整理され次へのヒントもいただきました。ご来場いただいた方々には御礼申し上げます。

ギャラリーのブログに展示の総括を載せていただいていますので是非御覧ください。
http://mmfa.exblog.jp/23807311/


<タイポグラフィ作品の記事一覧>
LIVE TYPO oct.21, 2015
水曜日に個展会場で描いたライブタイポです。

typography by jiro bando

・・・・・
展示も土日を残すのみとなりましたので、是非よろしくお願いいたします!

◎個展情報ページ(マキイマサルファインアーツ)
http://www.makiimasaru.com/mmfa/archive/2015/1016_1/index.html


<タイポグラフィ作品の記事一覧>
ライブタイポ
個展、無事に始まりました。
金曜、土曜と天候はいまひとつでしたが、今日は晴れて気持ち良い一日でした。
すでに多くの方に観ていただけましたが、じっくり時間をかけて廻ってくださる方が多くうれしいです。空いている時間帯は一番奥で黒板にライブで描いています。


「日本国憲法第13条から抜粋」typography by jiro bando


「日本国憲法第11条から抜粋」typography by jiro bando

<タイポグラフィ作品の記事一覧>
立憲主義Tシャツ
政治が危ない方向に向かっています。日本国憲法に関しては2012年に自民党の改憲案が出されたあと現行の憲法と比べながら読んでみました。法律の専門家による解説書によって改憲案の大きな問題点もわかりましたが、現行の憲法には自分がテーマにしてきた「聖者賢者のことば」の延長ととらえてもよい表現が見られたため、次は憲法を作品のモチーフにしたいと考え始めました。
6月の公開制作では基本的人権の本質に関しての条文(日本国憲法 第97条)を作品化することができましたが、今後はさらに拡げて日本の憲法に影響を与えたであろうアメリカ独立宣言、フランスの人権宣言や、他国の憲法なども眼を通して、少し宗教から離れた作品のシリーズができたらと考えています。
写真は憲法の作品の展開として、その背後にある重要な思想である「立憲主義」ということばをデザインしてTシャツにしたものです。立憲主義は英語でConstitutionalism。Constitution(憲法)には構成、構造という意味もあるので、構造的にしっかりしたタイポグラフィ、ということを念頭にデザインを進めた結果、いつもより曲線が減りほとんどが直線で構成されたボリューム感のあるデザインになりました。


typography by jiro bando

<タイポグラフィ作品の記事一覧>
卒業生へのエール
昨年の4月からお世話になっていた中学校での1年間も過ぎ、
3年生は卒業していきました。
卒業文集に載せた彼らへのエールです。初期仏典から引用しました。



「最高の目的を達成するために努力策励し、
こころが怯(ひる)むことなく、行いに怠(おこた)ることなく、
堅固な行動をなし、体力と知力を具(そな)え、犀の角のようにただ独り歩め。」
〜スッタニパータ68節〜
『ブッダのことば』 中村 元・訳 (岩波文庫)より



今回は筆ペンで一気に描きましたが、2回トライして1回目を採用。
最初のほうが無心で描けました。

<タイポグラフィ作品の記事一覧>